野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督（４７）が２日、１２球団キャンプ視察のため沖縄入りし、東京五輪に出場する登録メンバー２４人を６月上旬にも決める考えを明かした。到着後、那覇市内の宿舎で対応。メンバー決定時期を問われ「６月の頭ぐらいを予定してます」と話した。

　１月のスタッフ会議で「大枠は決めました」と代表候補を幅広くリストアップ。この先４カ月かけて、絞り込んでいく。プレミア１２から４人減の２４人に向けた選考は「慎重に進めていかないといけない」と指揮官。新人も含めて、じっくりと見極めていく。

　キャンプ視察を「年始のあいさつ」と位置づけた指揮官。五輪イヤーでのキャンプを迎えた選手たちには「しっかり体を作ってもらい、シーズンをしっかりと戦うという中でキャンプを送ってもらえればいいと思う。その先に五輪があるというのを考えていけばいいと思う」とメッセージを送った。