西武・松坂「3連覇へ力に」 復帰後初のユニホーム姿に大歓声

 西武に14年ぶりに復帰した松坂大輔投手(39)が28日、ファンの熱視線を浴びて古巣での再スタートを切った。全選手が集合した埼玉県所沢市内での出陣式に参加。ファンクラブ会員約1500人の前に、背番号「16」のユニホームを着た松坂が登場すると大きな歓声が起こった。

 壇上で松坂は「14年ぶりに帰ってきた松坂です。よろしくお願いします」と丁寧にあいさつ。続けて「昔(前回在籍時)のイメージを持たれている方もたくさんいると思うけど、今はなかなか難しい。どういう形になるか分からないけど、リーグ3連覇に向けた力になりたい」と力強く決意表明した。

 出陣式の前にはナイン一人一人と対面してあいさつ。横浜高から入団当時はチーム最年少の18歳だったが、経験を重ねて帰ってきた右腕は「最年長になって若い子ばかり目にするのは想像していなかった。キャンプが楽しみ」と笑みを浮かべた。

 状態は万全だ。南郷のA班(1軍)でキャンプに臨む。沖縄での自主トレでは約70メートルの遠投も行った。「去年に比べて今年の方がいい。立ち投げだとブルペンに入ってもいい状態」と早期の投球練習にも前向きだ。平成の怪物が愛着ある西武のユニホームを着て、間もなく本格的に動き出す。

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