ＤｅＮＡのネフタリ・ソト内野手（３０）が２８日、“コロナ対策”を施して来日した。羽田空港に姿を見せた２年連続本塁打王は、マスクをしっかりと装着。「ジャパニーズスタイルだよ」と笑ったが、猛威を振るう新型コロナウイルスへの感染を防ぐ一環であることを明かした。

　死者が１００人を超えるなど中国で猛威を振るい、日本でも感染者が出ている。日本への出発前、ニュースを見た母親から「マスクをつけるように」とお願いされたという。マスク自体は「去年も移動の時はつけていたよ」と初めての着用ではないものの、万が一に備えて購入。健康管理を形で示した。

　日本でのプレーも３年目。セ・リーグでは王貞治、バレンティン以来３人目となる３年連続キングの期待もかかる。オフ期間は「毎日しっかりとトレーニングを積んできた。例年以上にやった」と手応えを示し「ベストを尽くしてやるだけだ」と力を込めた。体調も準備も万全の状態で、キャンプに臨む。