K-鈴木 異例の武蔵川部屋ガチンコ“入門”制球力UPへ股割り&四股で股関節柔軟

 オリックスのK-鈴木投手(25)が自主トレとして武蔵川部屋に体験入門することが23日、分かった。年明けにも稽古に参加する予定。過去にはチームメートの佐野皓大が尾車部屋の稽古に参加したこともあったが、プロ野球選手のガチンコ“入門”は異例だ。

 2年目の今季、プロ初勝利など4勝6敗、防御率4・31の成績を残した。102回1/3はチーム3位の投球回数。来季へ向けて飛躍が期待される立場だが、同時に課題も明確に見えた。チーム最多の52四死球がそれだ。

 「制球力です。僕は股関節が硬い。もっと柔軟に使えたらいいボールを続けて投げられるようになるはず」

 そこで思いついたのが、相撲だ。相撲取りは稽古で股割りや四股を踏むことで股関節の柔軟性を養っている。

 「やってみたいんです。下半身を鍛えてちゃんこを食べて体重も増やしたい。ぜひ、稽古に参加してみたい」

 右腕の切実な思いに武蔵川親方(元横綱武蔵丸)が率いる武蔵川部屋が応えた。大相撲1月の初場所目前の時期だが、体験入門を快諾してくれた。

 来季は山岡、山本に続く先発ローテの座を目指す。田嶋、榊原、張奕、荒西、竹安らライバルは多いが、相撲トレで鍛えた下半身で寄り切ってみせる。

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