楽天移籍の涌井は7500万減で契約 復活誓う「キャリアハイを」
ロッテから金銭トレードで移籍の楽天・涌井秀章投手(33)が23日、仙台市内の球団事務所で今季から7500万減の推定年俸1億2500万円プラス出来高払いで契約。その後、楽天生命パーク宮城で入団会見を行った。
6年間在籍したロッテを離れ、新たな地での挑戦に、涌井は「ロッテさんにはすごくお世話になったので感謝の気持ちがある。ただ気持ちを切り替えて、来年は仙台で戦うことになったので、すごく(楽天で)やりたいなと思っている」と意気込みを示した。
楽天では先発の一角を担う活躍を期待されているが「希望は先発だが、まずはポジションを勝ち取らないといけない。キャンプからアピールして、自分が投げるポジションを獲得したい」と話した。
今季は18試合に登板して3勝7敗、防御率4・50。最近3年間は2ケタ勝利から遠ざかっているが「常にシーズンが始まる前にはキャリアハイを狙っている」とし、新天地での復活を誓った。