永田裕治氏 チームワーク重要性訴える「試合するのは自分たちで、監督じゃない」

 日本高野連が若手指導者育成のために開催する「甲子園塾」の実技指導が7日、大阪府柏原市内で行われ、星稜名誉監督の山下智茂塾長(74)に加え、来春から日大三島(静岡)で指導者となる報徳学園前監督・永田裕治氏(56)、高松商・長尾健司監督(49)も講師役で参加。永田氏はチームワークの重要性を強く訴えた。

 「試合するのは自分(選手)たちで、監督じゃない。ミスが出ても指摘しあって、みんなでディスカッションしてやってほしい」

 モデル校となった東大阪大柏原の部員を相手に、熱のこもったノックを展開。時折声を張り上げて指導にあたった。永田氏は高校日本代表の監督として今夏のU18ワールドカップに出場。「宿舎ではスポンジボールでボール球に手を出さない練習をやりました」と参加した27人の指導者に練習法も伝授した。

 日大三島では監督に就任する可能性が高い。その件について言及こそ避けたが「(今日は)勉強になっていろいろ確認もできました」と充実した表情だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス