巨人・中島の87%減はG野手史上最大 18年から3・5億→1・5億→2000万円

 巨人の中島宏之内野手(37)が3日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億3000万減の2000万円で更改した(金額はすべて推定)。

 減額制限(年俸1億円以上の選手は40%)を超える、約87%の大減俸。巨人では16年杉内俊哉投手の90%減(5億→5000万円)に次ぐ2位。13年の小笠原道大内野手の84%(4億3000万→7000万円)を抜き、球団の野手史上最大のダウン率となった。球界全体でも杉内、03年の伊藤智仁投手(8000万→1000万円)に次ぐ3位。

 オリックス時代の18年の年俸は3億5000万円。移籍1年目の今季はわずか43試合の出場にとどまり、打率・148、1本塁打、5打点と実力を発揮できなかった。「全然、思うようにできず、何もできなかったというのが一番です」と、白旗を掲げた。

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