巨人・中島が制限超の1億3000万円減、2000万円で更改 「何もできなかった」
巨人の中島宏之内野手(37)が3日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み1億3000万減の2000万円で更改した(本記事中の金額はすべて推定)。
割合にすると約87%の減額となる。減額制限(年俸1億円以上の選手は40%)を超える大幅減も納得して判を押した。移籍1年目の今季はわずか43試合の出場にとどまり、打率・148、1本塁打、5打点。「全然、思うようにできず、何もできなかったというのが一番です」と唇を結んだ。
移籍2年目、38歳を迎える来季についてはポジション取りへ意欲をみせる。「グラウンドでは歳は関係ないので、より試合に出られるように、やっていきたい」と決意を新たにした。
巨人での大幅減額のケースでは、過去には2015年オフに杉内俊哉投手が、4億5000万円から90%減額の5000万円で更改したケースがある。