楽天・松井 投球テンポ改善へ牧田に弟子入り志願「何かコツあれば」
楽天・松井裕樹投手(24)が2日、入団が決まった前パドレスの牧田和久投手(35)への“弟子入り”を志願。さまざまな経験を持つベテラン右腕から、さらなる飛躍へのヒントをつかみたい考えだ。
今季は38セーブを挙げて、自身初のセーブ王に輝いた松井。だが、左腕の飽くなき探究心は尽きることがない。牧田の加入決定に「いろいろと勉強をさせてもらいたい」と大きな興味を示した。
西武時代には先発から抑えまでをこなし、米大リーグも経験。17年WBCなど、侍ジャパンでも一緒だった松井は「アメリカの野球についてや、いろんなポジションを経験しているので、気持ちの面などの話もしたい」とした。
さらに牧田は西武時代の16年から2年連続で「スピードアップ賞」を受賞するなど、テンポのいい投球も持ち味。「僕はテンポが悪い。何かコツがあれば改善したい」。一流の技を吸収し、進化の道を歩んでいく。