ヤクルトで通算288本塁打をマークしたバレンティン外野手(35)が29日、退団することが決定的となった。ヤクルトの奥村政之編成部国際担当部長が「交渉はタイムアップ。合意に至らなかった」と明らかにした。12月2日に公示される保留選手名簿から外れて自由契約となる。
ソフトバンクの三笠杉彦GMが取材に応じ「保留者名簿から外れるのであれば、実績のある選手だし、外国人枠から外れるのも大きな魅力の一つ」と、獲得に関心を示した。
バレンティンは11年に来日し、13年にシーズン60本塁打のプロ野球新記録を樹立。今季途中に国内FA権を取得し、来季からは日本選手扱いとなる。