巨人・菅野 日本一だけ目指す!来季開幕投手すでに通達 現状維持の6億5000万円

 巨人・菅野智之投手(30)が28日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の6億5000万円でサインした。今年は苦しんだが、既に20年の開幕投手を通達されたというエース。巨人を日本一に導き、東京五輪で日の丸を背負うことにも強い決意を示した。その上で、来オフにもポスティングで大リーグへ挑戦する夢も明かした。(金額は推定)

 満足できる1年ではなかった。現状維持の6億5000万円でサインし、プロ野球で日本選手最高年俸の座は守った。それでも菅野は、今季を「あんまり振り返りたくない」と苦笑した。

 チームは5年ぶりリーグ制覇を果たしたが、自身は11勝6敗と不本意だった。今年から背番号18を背負い「自分が思っている以上にプレッシャーに感じたのかもしれない」と本音を吐露。腰痛にも泣かされ、不完全燃焼だった。

 ただ目を向けた20年シーズンは自身にとって岐路となるかもしれない。首脳陣から既に来季開幕投手を通達されていることを明かし、「しっかり照準を合わせて」と意気込む。「ずっと目標にやってきた」という東京五輪で日の丸を背負い、金メダル獲得に力を注ぐことも誓った。

 山口オーナーは27日にポスティングシステムでメジャー挑戦を希望する選手は、話し合い次第で容認する余地があるとした。この日の交渉中、メジャー移籍の話題は出なかったが、右腕は「そういうもの(夢)は変わらず持っています。高みを見るのは、行く行かないは別にして素晴らしいこと」と語った。

 「来年の日本一だけを目指して、その後にいろいろと話が出てくると思う」と語った菅野。20勝を目標に掲げた20年は必ず、フル回転する。

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