国士舘 エース中西2戦連続完封!2年連続センバツ当確

 「秋季高校野球東京大会・決勝、国士舘6-0帝京」(10日、神宮球場)

 国士舘が秋季大会初連覇で2年連続となる来春センバツ出場に当確ランプをともした。エースの中西健登投手(2年)が準決勝に続き、2試合連続完封。明治神宮大会(15日開幕・神宮)の出場権も獲得した。

 手負いながら堂々の投球を披露し、勝利の瞬間には飛び跳ねて喜んだ。無四球完封した9日の準決勝後、右手中指にマメを負った中西。初めての経験だったが「痛くはなかった。いつも通り投げよう」と冷静に、丁寧に腕を振った。

 スリークオーターから放たれるカットボール、シンカーで的を絞らせなかった。「ここまでしっかり投げられるとは」と右腕の成長を認めた永田昌弘監督(61)。次なる目標は、昨年初戦敗退に終わった神宮大会での雪辱だ。

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