侍ジャパン3連勝!誠也が豪快弾含む3安打4打点の大暴れ 菊池の美技連発に敵地沈黙

3回、2ランを放った鈴木(中央)は菊池(左)とタッチを交わす=台湾・台中
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 「プレミア12・1次ラウンド、日本8-1台湾」(7日、台中インターコンチネンタル野球場)

 侍ジャパンが主砲鈴木(広島)の活躍で台湾を圧倒。1次ラウンドを無傷の3連勝で飾り、スーパーラウンドに弾みをつけた。

 完全アウェーの一戦で、侍の主砲が大暴れだ。一回、2死一塁で4番・鈴木が左中間へ先制の適時三塁打。チームに勢いを呼び込むと、続く吉田(オリックス)も右前適時打を放った。

 三回は鈴木の驚弾に敵地が静まりかえった。2死一塁で豪快に振り抜いた打球は逆風を切り裂き、左中間席中段に届く2戦連発の2ラン。滞空時間の長い一撃で、圧巻のパワーを見せつけた。六回には丸(巨人)の今大会初安打となる適時二塁打でリードを広げた。

 前夜、プエルトリコを完封した投手陣は粘り強くつないだ。先発の今永(DeNA)が3回4安打無失点でしのぐと、大野(中日)も2回4安打無失点。山岡(オリックス)、甲斐野(ソフトバンク)、岸(楽天)のリレーで九回は山本(オリックス)が1失点。2戦連続の完封リレーこそならなかったが、最少失点に抑えた。

 “忍者”菊池も華麗なプレーを連発した。六回2死一塁では菊池がボテボテのゴロを前進して処理し、そのままバックトスで一塁へ送球。ピンチの芽をつんだ。七回1死でも二遊間のゴロをスライディングで好捕して一塁へ素早く送球。歓声一転、ため息がこだました。

 この試合の勝敗は11日から始まるスーパーラウンドにも持ち越されるため、大きな1勝。スーパーラウンドではすでに進出を決めているメキシコ、アメリカなど6カ国と決勝の2枠を争う。

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