「秋季高校野球近畿大会・準々決勝、履正社１０－３京都翔英」（２７日、佐藤薬品スタジアム）

　今夏の甲子園を制した履正社（大阪２位）が京都翔英（京都１位）に八回コールド勝ちで、４強入り。来春のセンバツ出場が濃厚となった。

　序盤の集中打が効いた。一回に４番関本の適時打で先制。二回には３番小深田からの４連続適時打など、６本の適時打で一挙６点を追加した。八回には小深田の３ランでコールド勝ちを決めた。

　甲子園優勝に大きく貢献したエース岩崎は３失点完投勝利。三回、２本の適時打で３失点。その後は四回２死三塁、七回２死一、二塁など再三得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球でしのいだ。

　京都翔英は５投手の継投で履正社の強力打線に対抗したが、二回までの７失点が重くのしかかった。八回には３ランでコールド負けとなり、８強止まりでセンバツ出場は微妙な状況となった。