巨人VSソフトバンク 過去10度は巨人が圧倒 「ON対決」以来19年ぶり
「日本シリーズ・第1戦、ソフトバンク-巨人」(19日、ヤフオクドーム)
プロ野球の日本シリーズが19日に開幕する。リーグ優勝の巨人と同2位からクライマックスシリーズを突破したソフトバンクの対決で19年ぶりの顔合わせ。そこで当時の戦いぶりと両チームの今季成績を比較する。今季成績の()内数字はリーグ順位、敬称略。
20世紀最後の日本シリーズとなった2000年の日本シリーズは「ON対決」で注目を集めた。長嶋茂雄監督率いる巨人が4勝2敗で6年ぶり日本一。松井秀喜が打率・381、3本塁打、8打点でMVP。第1戦の先発は現在、ソフトバンク監督の工藤公康で7回3失点、勝敗なし。
一方、王貞治監督が指揮したダイエーは第1戦から2連勝したものの、その後4連敗を喫した。
ちなみに日本シリーズで両チームが戦うのは今回で11度目。過去10度のうち、巨人が9度、日本一となっている。一方でソフトバンクは1989年の福岡移転後、9度目の日本シリーズ。過去8度で7度の日本一に輝く。
続いて、両チームの今季成績を比較する。
【巨人】
打率=・257(2位)
本塁打=183(1位)
得点=663(1位)
盗塁=83(2位)
防御率=3・77(4位)
失点=573(3位)
失策=72(3位)
【ソフトバンク】
打率=・251(3位)
本塁打=183(1位)
得点=582(4位)
盗塁=113(3位)
防御率=3・63(1位)
失点=564(1位)
失策=68(2位)
今年の交流戦では、巨人=1勝、ソフトバンク=2勝。この3連戦での主な巨人選手の成績は以下の通り。
【阿部】
打率・571、0本塁打、2打点
【丸】
打率・462、1本塁打、2打点
【岡本】
打率・167、1本塁打、3打点
【坂本勇】
打率・182、0本塁打、1打点
【山口俊】
1勝、防御率1・29
次に主なソフトバンク選手の成績は以下の通り。
【内川】
打率・077、0本塁打、0打点
【松田宣】
打率・455、1本塁打、3打点
【デスパイネ】
打率・300、0本塁打、0打点
【グラシアル】
打率・500、0本塁打、0打点
【千賀】
1勝、防御率3・00
なお19日の予告先発は、巨人が山口でソフトバンクが千賀。山口は日本シリーズ初登板、千賀は3年連続で日本シリーズ第1戦の先発を務めることになった。