逆転負けの巨人・原監督 9与四死球に苦言「実戦を想定した練習をしていたのか」

9回、決勝ソロを放った大山(3)をじっと見つめる原監督(左端)=撮影・西岡正
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 「セCSファイナルS・第3戦、巨人6-7阪神」(11日、東京ドーム)

 巨人は接戦を落として3勝1敗(アドバンテージ1勝含む)となり、日本シリーズ進出決定はお預けとなった。

 一度は逆転しながら、リードを守れなかった。2番手の桜井が五回に3連続四死球からリズムを崩してピンチを招くと、3番手の高木が痛打を浴び、一挙5点を奪われて再逆転を許した。

 その裏に岡本の2ランで同点に追いついたが、九回に中川が踏ん張れず、大山に決勝ソロを被弾して万事休した。

 原辰徳監督は「まあまあ、やっぱり1イニング5失点というのはね」と痛恨のビッグイニングを指摘。試合間隔の空いた投手が制球難を露呈したことに「実戦を想定した練習をしていたのかというところだろうね。それはしていなかったということでしょうな。9つの四死球というのはね。それはやっぱり守るのは難しいね」と、苦言を呈した。

 12日の第4戦は台風の影響を考慮し、13日に順延。「1日またしっかり準備してね、あさってに備えるということですね」と切り替えを図った。

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