プロ野球楽天の平石洋介監督(39)が10日、仙台市の楽天生命パーク宮城で取材に応じ、今季で退任することを明らかにした。1年契約で指揮を執ったが、球団から続投の要請がなく「評価は人がすること。そういう世界。覚悟はしていた」と話した。後任候補には三木肇2軍監督(42)の名前が挙がっている。球団は14日から始まる秋季練習は新監督の下で行いたいとしており、11日にも発表する。
石井一久GMは続投を要請しなかった理由を「サインミスなどの多さや走塁を含め先の塁への意識改革が改善し切れなかった」と説明。平石監督には2軍統括というポストを打診したが、返答は保留された。