ソフトバンク・工藤監督、執念の采配が実り逆転 代打&代走策が的中
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「パCSファイナルS・第1戦、西武-ソフトバンク」(9日、メットライフドーム)
工藤監督の執念の采配が実り、ソフトバンクが逆転した。
1点を追う八回。柳田、デスパイネの連打などで2死一、三塁の好機を迎えた。CSで勝負強さをみせていた6番・内川の打順で、指揮官は代打・長谷川勇を起用。長谷川勇は期待に応え、西武・平良の155キロ直球に詰まりながらも左前にポトリと落とす同点の適時打を放った。
前の場面で一塁走者はデスパイネの代走で周東が起用されていた。周東は俊足を飛ばして三塁へ。そして次打者グラシアルの初球に森がパスボール。その隙を見逃さずに本塁を突いて生還。ソフトバンクが終盤で試合をひっくり返した。