活動自粛の横浜野球部が練習再開 校長が部長に就任
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指導者陣による部内での暴言や暴力が報じられて以来26日から活動を自粛していた横浜が30日、練習を再開した。学校側の調査で地元紙が報道した、日常的な部員への暴言や暴力の事実を確認。28日に平田徹監督、金子雅部長の解任を発表していた。
練習中に葛蔵造校長が取材対応し、改めて今回の件を謝罪。合わせて同校長が10月1日付で部長に就任することを発表した。任期は決まっていないが、来年3月31日までは同校長が現場で指導にあたる予定。練習前には部員の前で、高山監督代行とともにあいさつ。「来年の夏の甲子園へ向けて出られるようにきちっと指導していく」と決意を込めた。
今秋の神奈川大会では8強で関東大会出場を逃し、来春のセンバツ出場は絶望的となっている。甲子園で春夏5度の優勝経験がある名門が気持ちを新たに再スタートした。