楽天・平石監督、敗戦も岸の粘投たたえる「らしい投球だった」 七回途中2失点
「楽天3-5西武」(23日、楽天生命パーク宮城)
楽天・岸孝之投手(34)が、6回2/3を投げて2失点と粘りの投球も、勝利につなげることはできなかった。
初回から安定した投球も、両チーム無得点の四回に2四球が絡んで2死満塁とされると、山川に中前への2点適時打を浴びた。
それでも「状態自体は良かった。どうしようもない四球じゃなかったし、甘く入ってはいけなかったので。その後は粘れたと思う」と話し、七回に味方失策から2死二、三塁として降板したが、強力打線を2点に封じた。
「西武も(優勝の)マジックを減らそうと気持ちが入っている中で、同じように気持ちで負けないようにいけた」と岸。チームは敗戦となったが、平石監督も右腕の投球に「さすがですね。いつも通りのタカ(岸)らしい投球だった」と称賛していた。