巨人わずか3安打…2夜連続の逆転負け M4、直接対決連勝で決める

 「中日2-1巨人」(19日、ナゴヤドーム)

 巨人は優勝目前の重圧か打線がわずか3安打と振るわず、また足踏みだ。2夜連続の逆転負けで3連敗。DeNAが勝ち優勝マジックは「4」のままだ。原監督は「少々、硬くなっているところもあるかもしれない。(選手に)リラックスした状態で戦わせる、そういう環境をつくる必要があるかもしれない」と厳しく振り返った。

 得点は2試合ぶりにスタメン復帰した坂本勇の本塁打のみと、振るわなかった。下半身の張りで前夜はベンチスタートとなったが、もう負けられないとスタメンを直訴。0-0の六回、好投を続けていた小笠原から巨人ファンが陣取る左翼席へ先制の37号ソロを放った。主将が鼓舞したがその裏、メルセデスが福田に左翼線適時二塁打を浴び同点とされると、八回には3番手の沢村が福田に左翼線へ決勝の適時二塁打を打たれた。投手陣は2失点。打線が亀井と坂本勇2本の3安打だけで、3番から9番まで無安打では勝てるはずもない。

 最短Vは21日にずれ込むことになった。20日からは敵地でDeNAと直接対決2連戦。坂本勇は「負けたら何もない。勝てるように野手陣が奮起して頑張る」と打ち勝つと誓う。2連勝で5年ぶりのVが決まるが、原監督は「そのことは頭の隅に置いておけばいい。もっと大事なことがある」。目の前の試合を必死に戦うことを求めた。

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