ソフトバンク 代打策的中の工藤監督「打ってくれたのが何より」

 ロッテに勝利し、タッチして喜ぶ明石(手前中央)らソフトバンクナイン
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 「ソフトバンク9-6ロッテ」(8日、ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは工藤監督の代打策がズバリ的中して逆転勝ちした。

 七回、松田の28号ソロで1点差に詰め寄り、なおも1死二塁と同点機が続く。ロッテが左腕の松永を送り込んだところで、指揮官は代打・川島を告げた。川島は9月1日以来の打席だったが、見事レフト前へ適時打を放ち試合を振り出しに戻した。

 そして6-6で迎えた八回、2死一、三塁で代打に送られた明石がロッテ・東妻の甘い球を見逃さずに右翼線へ勝ち越し2点二塁打を放って、これが決勝点となった。さらに川島も2打席連続タイムリーで勝利を決定づけた。

 工藤監督は「打ってくれたのが何より。本当によく打ってくれました」と試合後も興奮冷めやらぬ様子。ちょうど七回の攻撃の時間に2位・西武が勝利を収めていたが、「それは知らなかった」という。「相手どうこうではなく自分たちの野球をやるだけ」と目の奥を光らせた。

 また、明石は9月1日の西武戦(メットライフ)で右膝に自打球を当て、それ以来の打席だった。「痛みは残っているけど、動くことができるから大丈夫。代打は難しい。僕はテンションが上がるとバットを振り過ぎる傾向があるので、スタメンの1打席目なんだという意識で打席に入るようにしているのだが良かった」と振り返った。

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