侍ジャパン稲葉監督が韓国視察をスタート 現地メディアざわつく 左腕・ヤンに注目

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督(47)が3日、韓国国内リーグ視察をスタートさせた。

 初日は宿泊先のソウルから車で往復6時間を要して、大田市にあるハンファの本拠地「イーグルスパーク」でハンファ対KIAを観戦。この日はKIAの先発で6年連続2桁勝利を挙げ、11月開催の「プレミア12」の予備登録メンバーにも名を連ねるヤン・ヒョンジョンに目を光らせた。

 「(韓国は)日本に対して、左を当ててくると思う」と対戦を想定した指揮官。味方の拙守もあり6回5失点ながら、10奪三振の力投を見せた左腕に「コントロールが基本的にいい投手。角度もあるし、球威も感じる。素晴らしい投手だという印象」と警戒感を示していた。

 滞在中に6試合を視察する指揮官。突如来訪したことで、ざわついた韓国メディアからも注目を浴びた。試合前の取材対応では細かい視察日程や目的などに加え、「韓国では今年は本塁打が少ないが、どう思うか」という韓国球界の現状を問う質問なども飛びだした。

 韓国はプレミア12や東京五輪でも戦うことが予想される。「(韓国代表は)強いチーム。技術、レベル的に上がっている」と指揮官。ライバル国への強い意識を示していた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス