U18が米国に圧勝 永田監督「みんな持ち場でよく投げた」 林に賭けた大一番の先発

力投する先発投手のU18日本代表・林優樹(近江)=韓国(撮影・中田匡峻)
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 「U18W杯・1次リーグ、日本16-7米国」(1日、機張)

 日本が12安打16点の猛攻で大会4連覇中の米国を下し、1次リーグ3連勝とした。主将の智弁学園・坂下翔馬内野手(3年)が四回に2点適時打。八回にも2点適時打を放つなど活躍した。

 永田監督は「厳しい戦いでしたが、選手たちがよく戦った。投手陣はつないで、スクランブル態勢で行こうと思っていた。みんなが持ち場、持ち場でよく投げた」とたたえた。

 先発で2回1失点の近江・林優樹投手(3年)については「米国はシャープに振ってくる打線なので、林がどこまで通用するか見たかった」とし「かなり緊張していた」と振り返った。昼食中に永田監督から「行くぞ」と告げたそうで「(林は)目が点になって言葉数も少なくなったが、『そんな中でも勝っていかないといけないんだ』と話した」と大一番のマウンドを託したという。

 打線も投手を援護した。「いつもバットを指1つ分、短く持つんですが、コンパクトに振っていこうと話した。(ここまで無安打の)坂下は昨日、終了後みんなでチェックした。その効果が出た。横山(陽樹外野手)の本塁打は驚いた。ものすごく大きな1点だった」と目を細めた。2日の台湾戦と強豪相手の試合が続く。「先を見ずに一戦一戦。明日もスクランブル体制でみんなでいきたい」とかぶとの緒を締めた。

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