星稜・奥川 U18リーダー宣言!唯一の高校代表経験者がチーム引っ張る

 「侍ジャパン高校代表合宿」(25日、都内)

 「第29回WBSC U18ベースボールワールドカップ」(30日開幕・韓国)に出場する侍ジャパン高校代表が25日、都内で練習を行った。この日の練習から合流した奥川恭伸投手(3年)はグラウンド内外で“リーダー”として働く意気込みを示した。

 昨年のアジア選手権で、3位に終わった悔しさが残っている。チームとしても奥川個人としてもだ。「(性格的に)前に出て話すのが嫌なんですけど(笑)でも、やるしかないかなと」。山瀬とともに前日24日夕方に東京入りし、この日から練習に合流。世界一のため、何でも言い合える集団でありたい。

 「思ったことをしっかり言えるような関係にならないと、どうしても遠慮しがちになって。深くまで話し合っていないと崩れてしまう部分があると思うので、そういうところが大切になると思います」

 高校日本代表の唯一の経験者という自覚がある。昨年は2年生での参加ということで、遠慮するところがあった。だからこその記憶が残っている。「どうしても遠慮してしまうところがあって、そういったところをすごく後悔してるというか、足を引っ張っていたかなという思いがあるので」。同じ思いはしたくない。自分から積極的に言葉を発していく考えだ。

 甲子園決勝以来となった練習ではノースローで調整。26日の壮行試合も登板予定はなく、大会には「ぶっつけ」で挑むが、それ以上に重視するのがチームの結束だ。佐々木との再会を「会えてうれしかった」と話した中、「リーダー」としての自覚も胸に、チームを引っ張っていく。

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