ヤクルト 快勝もアクシデント…山田哲がコンディション不良訴え途中交代

 「ヤクルト5-1阪神」(25日、神宮球場)

 傷だらけでつかんだ勝利となった。ヤクルト・山田哲がコンディション不良を訴えて途中交代。チームの顔のアクシデントにも屈せず、何とか勝利をもぎ取った。

 初回無死一塁の守備では華麗なグラブトスを披露。併殺でピンチの芽を摘んでいた。だが、三回に一飛に倒れた際に不自然な動きを見せ、五回の守備から交代。試合中にクラブハウスに引き揚げた。

 救援陣ではハフ、近藤が離脱中。さらに主軸まで不在となる逆境に、打線が奮起した。1点を追う五回だ。2死満塁からスタメンを外れていた中村が、代打で逆転の左前適時打。「とにかく走者をかえす、打点を挙げるという強い気持ちで打席に入れた」と意地を見せると、七回にも2死満塁で代打・川端が右前への2点適時打。小川監督は「本当に中村はよく打ってくれた。川端も積極的にかえしてくれた」と称賛した。

 試合後、しっかりとした足取りで帰路についた山田哲は「大丈夫。大事を取ってというところ。またあさって」と、穏やかな表情だった。5月11日の巨人戦では、練習中に左脇腹付近を気にするそぶりを見せて二回から交代。翌日の試合は欠場したが、同14日には復帰している。チーム方針で詳細は明かさなかったが、指揮官も「大丈夫だと思う」と軽症を強調。4度目の“トリプルスリー”も、最後まで諦めない。

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