バファローズ“奇跡の4連発”ブライアント氏がモヤにエール

始球式を終え写真に納まるオリックス スティーブン・モヤ(左)とラルフ・ブライアント氏=京セラドーム大阪(撮影・山口登)
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 「オリックス-日本ハム」(25日、京セラドーム大阪)

 特別始球式に近鉄で本塁打王を獲得するなど活躍したラルフ・ブライアント氏が登場した。

 打席に自らと同じ中日からトレードで移籍したスティーブン・モヤが入ったが、低めのノーバウンドのボールをモヤはまさかの見送り。「久々だったから緊張した。モヤがなんで振らなかったのか分からないよ」と苦笑い。

 自らと同じ経路をたどってバファローズに入団したモヤに対しては「同じような経路をたどっている。これからバファローズで頑張ってくれと話した」とエールを送った。

 現在は米国アトランタ州で造園の会社を経営している。

 「今のオリックスのことは全然知らないんだ。6位?そういう時期もある。1988年、89年の近鉄のように最後まで一生懸命プレーすれば結果は付いてくるよ」

 ブライアント氏は1988年のシーズン途中に中日から近鉄に移籍。この年はわずか74試合の出場で34本塁打を放った。伝説の「10・19」にも出場、本塁打を放っている。

 翌89年には優勝のかかった西武とのダブルヘッダーで2試合にまたがり4打数連続本塁打を記録した。この年は49本塁打で本塁打王。93、94年にも本塁打王に輝いている。

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