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広島商OB達川光男氏が始球式「佃の分までという思いを込めて投げた」相棒を思う

決勝戦に先立ち、始球式を行う達川光男氏=甲子園(撮影・高石航平)
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 「全国高校野球選手権・決勝、履正社-星稜」(22日、甲子園球場)

 広島商OBで、甲子園優勝も経験している達川光男氏が始球式に登場した。ボールは高めに外れたが、「本来ならこのマウンドに上がるべきは、ちょうど46年前の8月22日に優勝した時のピッチャー佃正樹が投げるべき(ガンで亡くなった)。佃の分までという思いを込めて投げた」と語った。直後に登板した星稜(石川)の奥川には「最後だから頑張ってください」と声をかけた。

 「大事な決勝戦前で絶対当てたらダメだからストライクゾーンにと思ったけど、敬遠球みたいになった」と振り返ると、「マウンドに上がってみたら怖くなって高めにしようと決めた。名誉のために言うけど、狙い通り!」と“達川節”も飛び出した。

 奥川には「最後だから頑張ってください」と励ましたというが、捕手の山瀬には握手をして、「頑張れよ」とひと言。「なんで奥川には敬語やったんやろう。山瀬は同じキャッチャーで同業者やから」と報道陣をなごませた。

 捕手として、受けて見たい投手は「広商の倉本」と後輩の名を挙げた。「奥川みたいに150キロは出ないけど、高校野球はスピードを争う競技じゃない。緩い球でも抑えられる。今年甲子園に出られなかった投手もコントロールや変化球を磨くとか何か極めれば良い。倉本もフォークはプロでも通用するくらい」と語った後で、「まぁ本当は奥川だけど」と話した。

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