敦賀気比、打球直撃の仙台育英捕手を“救助”アクシデント続きの一戦でともにサポート

 「全国高校野球選手権・3回戦、敦賀気比-仙台育英」(17日、甲子園球場)

 敦賀気比(福井)の控え選手が、アクシデントに見舞われた仙台育英の木村航大捕手(2年)の治療に尽力した。

 1点を追う九回、1死一、三塁で3番・木下のファウルチップが捕手・木村の左膝を直撃。ここで背番号15の中村一喜内野手(2年)が三塁コーチャーとともに駆け寄り、仙台育英ナインと一緒にコールドスプレーをかけるなど、救助した。

 その後、レガースの装着を一緒に行うなどして試合再開。観客から大きな拍手が沸き起こった。結局、1死一、三塁の好機は生かせず、敦賀気比は敗退となった。

 この試合は初回、敦賀気比の3番・杉田が頭部死球で交代。八回には球審が熱中症で交代するなど、過酷な暑さのなかでアクシデントが続いた。

 仙台育英の須江監督は「一回にデッドボールを当ててしまい、試合中もそればかり気になり、ベンチに戻ってきたと聞いてホッとした。何事もなくて良かったなと…」とコメントした。

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