西武-オリックスは3人退場の大荒れ 九回1死で平良が福田に死球

 「西武11-4オリックス」(13日、メットライフドーム)

 西武が8点リードで迎えた九回、1死満塁。西武・平良がオリックス・福田に死球。警告試合のため、退場が宣告された。両軍、この試合3人目の退場者となった。

 大乱闘となったのはオリックスの四回の攻撃。2死満塁の場面で若月に死球。この日オリックスが受けた3個目の死球に若月がマウンド方向に詰め寄り、佐竹一塁コーチャーが森脇の胸を突き、両軍入り乱れた乱闘に発展した。

 原球審は「オリックスサイドの暴力行為がありました」と場内に説明。佐竹コーチを退場、両軍に警告試合を宣告した。

 その裏、四回にはオリックス・田嶋が2死一、二塁から森に死球。警告試合となっていたため、退場が宣告された。

 この試合は西武が4死球を与え、オリックスは1死球。

 前回4日の対戦でも西武・岡田の死球を巡り両軍がグラウンドに飛び出し、騒然となっていた。

 試合は西武が16安打で11点を奪って勝利したが、後味の悪い結末となった。

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