「全国高校野球選手権・１回戦、習志野５－４沖縄尚学」（９日、甲子園球場）

　センバツ準優勝校の習志野が延長十回の激闘を制し、初戦を突破した。土壇場九回に追いつき、十回に決勝点を奪った。

　習志野は１点を追う九回、１死一塁から二盗で好機を拡大。１死一、三塁から角田勇斗内野手（２年）が適時打を放ち、追いついた。十回は和田泰征内野手（２年）が決勝の適時二塁打を放った。

　投げては先発山内翔太投手（２年）を救援した飯塚脩人投手（３年）が好投。沖縄尚学を振り切った。

　沖縄尚学は２点を追う四回、３連打で追いついた後、奥原海斗外野手（３年）のスクイズで勝ち越し。再び同点とされたが、六回には１死満塁、フルカウントの場面で再び奥原のスクイズが成功したが、九回に追いつかれた。