履正社、猛打で初戦突破 1試合5本塁打の大会タイ記録

1回履正社2死、左越えにソロを放ち、ガッツポーズをする履正社・井上=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、履正社11-6霞ケ浦」(7日、甲子園球場)

 優勝候補の履正社(大阪)がチーム大会記録となる1試合5本塁打を含む、先発全員17安打11点の猛攻で前回出場の16年に続き初戦を突破した。

 履正社は初回に桃谷が先頭弾、4番・井上の左翼ポール際へ一発を放つ。3回には野上、5回には西川と下位打線も本塁打。9回には再び桃谷が左中間へ叩き込んだ。1試合5本塁打は06年の智弁和歌山に並び、夏の甲子園で1試合5本塁打の大会タイ記録となった。

 4年ぶり2回目出場の霞ケ浦(茨城)は3回に天野がソロ本塁打、6回には3連打で4点を奪うなど反撃したが、エースの鈴木が誤算。またも初戦突破はならなかった。

 履正社・岡田龍生監督「春負けてから夏の甲子園に帰って校歌を歌おうと、厳しい練習についてきてくれた。勝てて良かった。(霞ケ浦は)投手力の素晴らしいチーム。よく対応してくれた。立ち上がり高めに浮いて甘いボールを一発で仕留められたのが良かった」

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