佐賀北“がばい旋風”再びならず…久保監督「初回のミスが響いた」

 初戦敗退し肩を落とす佐賀北ナイン(右から2人目は久保監督)=撮影・山口登
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 「全国高校野球選手権・1回戦、神村学園7-2佐賀北」(6日、甲子園球場)

 “がばい旋風”は同じ九州勢の前に封じ込まれた。ノーシードで勝ち上がり、その勢いをぶつけたかったが、初回に守備の乱れから1安打で3失点。3点差に追い上げ、一瞬逆転のムードが立ちこめたものの、7回には右翼手の後逸などで痛い2点を失った。

 エースの川崎大輝投手(3年)は142球を投げ、7失点ながら自責は2点。これが、この日のゲーム内容を象徴していた。12年前に投手として全国制覇を成し遂げた久保大貴監督は「選手はできることをやってくれたが、初回のミスが響いた。1点ずつ返していこうと声を掛け合っていたが、反撃も及ばず。采配らしい采配をふるえなかった」と振り返っていた。

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