NPBフェニックス・リーグ日程協議 日韓関係悪化で球界に波及も
日本野球機構(NPB)の理事会と12球団による実行委員会が5日、都内で開かれ、例年10月の「みやざきフェニックス・リーグ」の日程などを協議した。
同リーグには2006年から韓国野球委員会(KBO)所属球団も参加。日韓関係が悪化する中、今年の参加意思表示の有無を問われたNPBの井原事務局長は「KBOの球団さんのいろんなお立場もあるでしょうから、あまりそれについてコメントは…」と言及せず。政治的な対立が野球界にも波及する可能性が出てきた。
韓国の全10球団中3球団が昨年の同リーグに参加するなど、日韓の球界は縁が深い。例年と変化のない前提で話を進めていく方向だが、同事務局長は「去年通りに進められればいいかなと思っていますけども、具体的なことはコメントを控えておいた方がいいのかな」と話すにとどめた。
また現役ドラフトについては、NPB案の細部を12球団で再検討することになった。