立命館宇治・里井祥吾監督 パン屋を営む異色の二刀流 攻めの姿勢でつかむぞ白星

 「第101回全国高校野球選手権大会・甲子園練習第2日」(2日、甲子園球場)

 パン作りと違い攻めの姿勢で勝負?夏は前身の宇治以来37年ぶりの出場となる立命館宇治が、甲子園練習で調整。京都市内の実家が営むパン屋で働くという「二刀流」の里井祥吾監督(36)は、指揮官として迎える初めての聖地に意気込みを口にした。

 「悔いのない試合をできれば。1勝を目指して目の前の敵にどれだけ集中できるか」

 普段は早朝4時ごろに起床し、パン作りに励む。午前中は勤務し、午後から野球部監督として働く毎日だ。この日も甲子園練習が午後からということもあり「今日も一応行きました」と笑った。家業と野球に通じるところを問われると、自身の考えをこう明かした。

 「パン作りは時間がかかる作業。発酵とか焼く時間とか、状況を見ながら『待つ』作業が必要で、それが野球を教える、育てる中の『待つ』ということで。共通点があるかと言われたらそれかなと」

 ただ、それも甲子園での勝負は別物。「戦いでは待てないです。押して、押してという感じです」と、攻めて白星を狙っていく。

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