オリックス・山岡泰輔投手は２９日、苦手の屋外球場対策で秘策を見つけたと明かした。

　この日はＺＯＺＯマリンスタジアムで練習を行った。

　３１日・ロッテ戦に予定されている先発について「いろいろ考えてみました。これかなというものは見つかった。内容は言えませんけど、やってみようと思います」と話した。

　前回２４日・日本ハム戦（ほっともっとフィールド神戸）では今季最短の五回途中でＫＯされるなどドーム球場に比べて屋外球場での成績が悪い。そのため対応策を考えてきたと明かした。

　今季は本拠地京セラドームで８試合に登板したのをはじめ、札幌ドーム１試合、メットライフドーム１試合の１０試合がドーム球場でその成績は３勝１敗、防御率２・５１。

　対して屋外球場はほっともっとフィールド神戸で２試合、楽天生命パークで２試合、ほかに神宮球場、マツダスタジアム、きらやかスタジアム山形がそれぞれ１試合。その成績は４勝２敗、防御率４・３２となった。

　高いレベルを目指す右腕にとって、この差は悩みの種だった。秘策は「自分の感覚的なもの」と詳細は明かさなかったが、結果で証明してみせる。