オリックス・吉田正 2打席連発千賀撃ち!7月これで6発

 「ソフトバンク2-6オリックス」(26日、ヤフオクドーム)

 これぞ主砲だ。オリックス・吉田正が初回1死一塁から千賀の154キロを右中間スタンドまで運ぶ先制2ラン、三回には高めに浮いたスライダーを右中間席へ運ぶ2打席連発の19号ソロで相手エースに立ち直るきっかけを与えない。

 「いい投手なんで打てるところに来たら打ちにいこうと思っていた。1打席目にまっすぐを捉えられたのが良かった。やっぱりいい投手との対戦は楽しみですね」

 天性のスラッガー。相手が大きくなればなるほど、モチベーションが自然と上がる。対千賀は昨季から22打数9安打、打率・409の3本塁打となった。

 7月はこれで打率・377、6本塁打、18打点と月間MVPの最有力候補。「特別これというのはない。一喜一憂せずその日の体調を万全にすることだけを心掛けています」と話した。

 ここまでチーム唯一の全試合出場。6月末に腰痛に見舞われた際にも「全試合は出たい」とこだわりを見せた。西村監督も「よくやってくれています」と賛辞を送っていた。

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