大船渡・佐々木「次勝たないと1回戦敗退と同じ」花巻東との決勝へ闘志
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「高校野球岩手大会・準決勝、一関工0-5大船渡」(24日、岩手県営球場)
最速163キロ右腕の大船渡・佐々木朗希投手(3年)が、毎回15奪三振の力投で2安打完封勝利。最速157キロをマークする圧巻の投球内容で、35年ぶりの甲子園出場に王手をかけた。
佐々木は「質のいいボールを投げるようにしました」と投球を振り返ったが、「まだ優勝していないので。優勝じゃないと甲子園に行けないので。次の試合でしっかり勝っていきたい」と表情を引き締めた。決勝の相手は甲子園の常連、花巻東。「次、勝たないと1回戦敗退と同じなので」。勝利の喜びに浸ることなく、決勝だけを見据えた。
佐々木は21日の4回戦では160キロをマーク。延長12回194球を投げ抜いて勝利した。準々決勝は温存されたが、聖地まであとひとつ。決勝戦では連投も予想される。