さすがソフトバンク松田宣 近本サイクル“アシスト”2戦連続で球宴盛り上げ役に

 7回、サイクル安打を狙う近本が三塁へ、松田宣はタッチをアピールするが…=甲子園(撮影・佐藤厚)
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 「マイナビオールスターゲーム・第2戦、全セ11-3全パ」(13日、甲子園球場)

 ソフトバンク・松田宣が“お祭り男”として、球宴を盛り上げまくった。

 七回、2死一塁。阪神近本がサイクル安打を達成した場面では全パの“アシスト”があった。

 極端な前進守備を敷いた外野陣。「何とか打球を上げよう」という近本の一打は左翼手・秋山の頭上を越えて左翼フェンスまで転がった。中継プレーでボールが遊撃手源田に転送された時には、近本が二塁を回るのをためらうほどアウトのタイミングだった。だが、源田の送球が中途半端なワンバウンドとなると、三塁手・松田宣は豪快にボールをスルー。泥だらけのグラウンドにひざをつき、アピールプレーをするほどの熱演に徹した。

 前日は本塁打を放った西武・山川と一緒に「どすこーい」ポーズを披露。熱男との競演にファンは大喜びだった。

 全パの円陣では中心に入り、「最年長の松田です!よろしくお願いします!」と、盛り上げ役を買って出たという36歳。自身のバットは2戦トータル5打数1安打と見せ場を作れなかったが、“お祭り男”として随所に存在感を発揮した。

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