楽天・浅村が初の4番も…打線組み替え実らず 引き分け挟み今季ワースト7連敗
「楽天2-4日本ハム」(5日、楽天生命パーク宮城)
大幅な打線組み替えも勝利には届かなかった。「ここのところ打線が良くなかった。点を取るために流れを変えたかった」と楽天・平石監督。出塁率の高いブラッシュを3番、今季初めて浅村を4番に起用する新打線を組んだ。
その狙い通り、三回はブラッシュが四球を選ぶなど1死一、二塁の先制機を迎えたが、浅村、ウィーラーが連続三振。指揮官は「相手の配球にやられた」と話し、日本ハム先発・有原の前に新打線は七回まで1安打と沈黙を続けた。
これで引き分けを挟み今季ワーストの7連敗。左手首骨折の田中が復帰したが、7連敗中のチーム打率・191の攻撃陣の起爆剤にはならず。「明日、またしっかりやっていきたい」という指揮官の言葉にも、いつもの力強さはなかった。