「巨人８－４ＤｅＮＡ」（５日、東京ドーム）

　日本ハムからトレードで移籍した巨人・鍵谷陽平投手が移籍後、初登板。１回を２失点も原辰徳監督は及第点を与えた。

　６点リードの九回からマウンドへ。先頭打者のソトには打ち取った打球だったが、ボテボテの当たりが遊撃内野安打に。続く筒香はフォークで一ゴロに抑えた。

　１死二塁からは高めに抜けたスライダーをロペスに左翼席へ移籍後初被弾を許したが、続く宮崎は１５２キロの直球で空振り三振。最後は佐野をこの日最速となる１５３キロの直球で空振り三振を奪いゲームセット。

　初の東京ドームでのマウンドを「真っすぐは力強いボールを投げられた。それを継続していけたら」と語る。Ｇ党の応援については「体に響く応援で、ちょっと札幌とは違った雰囲気でした」と振り返った。

　試合後、原監督は「球の速さは見事だし、うちにはいないタイプの投手」と今後に期待を寄せた。