巨人原監督「本来でないと信じたい」吉川光の乱調に首ひねる
「楽天4-2巨人」(5日、楽天生命パーク宮城)
巨人の原辰徳監督が吉川光の乱調に首をひねった。
八回に岡本の適時打で同点に追いついたが、その裏に救援陣が楽天につかまり勝ち越された。
田原が1死から銀次に左中間二塁打を浴びブラッシュには四球を与えて、4日に1軍再昇格した吉川光をマウンドへ。ところが、ルーキーの渡辺佳に対し、ストライクが1球も入らずストレートの四球で満塁に。たまらず降板指令を下したが、急きょ上がった鍬原は辰己に押し出し死球を与え勝ち越された。この回だけで4四死球とリリーフ陣が大荒れ。
原監督は吉川光に対し「ちょっとそうですねえ。ウォームアップをみてても1球も入ってなかったというところにねえ。まあ、本来(の力)でないと信じたいね」と、日本ハム時代にパ・リーグMVPを受賞した左腕の立ち直りを願った。