ロッテ・江村 プロ9年目初の本塁打は満塁弾!ファン感涙の一発

 「ロッテ8-1西武」(2日、ZOZOマリンスタジアム)

 スタンドには泣いているロッテ・江村のファンがいた。プロ9年目にして公式戦初の本塁打が満塁弾となった。

 四回2死満塁。1-1から松本航の真ん中高めの141キロ真っすぐを強振。打球は左翼席中段で弾んだ。「振ったら当たった。タイミングが合った。後のことは覚えていない。(ベース一周では)フワフワしていた」と言うが、ベンチに帰って井口監督に「ナイスバッティング!」と声を掛けられてやっと実感できた。

 大阪桐蔭の先輩、日本ハムの中田もこの日、満塁弾を放った。同じ広島出身で、高校時代は「ずっと憧れの人でした。マネをしてブンブン振り回していました。すぐに止めましたけど…」と照れくさそうに振り返って、こう続けた。「運命を感じますね」

 正捕手の田村がケガで離脱中。吉田とともに先発マスクをかぶる機会が増えた。「いまがチャンス。なんとかモノにしないと」

 グラウンドに入る時は必ず一礼をする。「職場であり戦場ですから」。ファンを泣かせた一発は不断の努力の賜物だ。

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