オリックス レジェンド長池徳士氏が後輩にエール「これから良くなる」
「オリックス-ソフトバンク」(29日、京セラドーム大阪)
試合前のセレモニアルピッチにOBの長池徳士氏が登板。打者・大城、捕手・伏見に対して投じた1球はワンバウンドになった。
この3連戦は『KANSAI CLASSIC 2019』と銘打ち、オリックスは阪急時代の1970、71年に着用したホーム用ユニホームを着用。ソフトバンクは同時期の南海ホークスのビジターユニホームでプレーしている。
長池氏は「当時とダブる。“灰色阪急”と言われたころは投手が頑張っても勝てなかった。それが打撃のチームへと変わっていった。今のチームも同じ。実績がないだけ。これから良くなると思う。若いし、伸び盛りの選手ばかり。上がってくると思う」と後輩たちに大きな期待を寄せていた。
長池氏は長く阪急の4番打者としてチームを引っ張った。71年には打率・317、40本塁打、114打点の好成績を挙げ自身2度目のMVPに輝いた。