オリックス・成瀬 5回2/3を1失点 16年7月以来の白星はお預け
「楽天-オリックス」(25日、楽天生命パーク宮城)
オリックス先発の成瀬善久投手は5回2/3を3安打1失点。最少失点に抑える内容だったが、相手にリードを許した状態での降板となった。
ヤクルト時代の2016年7月8日・中日戦以来となる白星を目指したマウンド。スライダーやチェンジアップを巧みに織り交ぜた投球が光った。立ち上がりは上々の内容で三回までパーフェクト投球。四回に先頭・茂木にこの日初安打となる左前打を許したが、銀次を遊ゴロ併殺。ただ、3番・浅村に2ボール1ストライクから投じた外角のチェンジアップを左中間席へ弾き返され先制ソロを被弾した。
六回一死からオコエを死球、続く茂木に左前打を許し一、二塁のピンチに。続く銀次を左飛に打ち取り、先制弾を浴びていた浅村を打席に迎える所で交代となった。前回先発した4日のソフトバンク戦は2回7安打4失点で負け投手。出場選手登録を抹消され2軍での調整を重ねて巡ってきたこの日のマウンドだった。
一方、六回まで無得点だった打線は七回にロメロが今季2号同点ソロを放ち試合を振り出しに戻した。