オリックス“惨デー”7敗1分け、7年ぶり18試合連続一桁安打
「オリックス3-9西武」(19日、京セラドーム大阪)
オリックスが日曜日に勝てない。これで開幕から7敗1分けと一度も白星を手にしていない。
オリックスは1点ビハインドで迎えた七回に山崎福が秋山に中前打、外崎に四球などの1死二、三塁のピンチで山川を迎えた場面で小林にスイッチ。
だが、山川に対して2ボールとなったところでベンチは申告敬遠を選択。続く森への初球フォークが甘く入ったところを右翼スタンドまで運ばれる満塁本塁打にされた。
八回にも張奕が外崎に2ランを浴び突き放された。
西村徳文監督は「山崎福のところで続投させたのは自分の責任。粘ってほしかった」と悔やんだ。
先発の新外国人エップラーも四回途中3失点でKOされ、リリーフ陣も3投手が失点を重ねた。
指揮官は「エップラーも含めて投手陣をもう一回考えます」と話し、試合後にエップラーと張奕の2軍降格を決めた。
投手陣にほころびが出た格好だが、打線も深刻だ。
五回にこの日、復帰したばかりの小田の適時打などで1点差に迫ったが、盛り上がったのはそこまで。5安打に終わり、4月27日・西武戦(京セラドーム)で11安打したのを最後に18試合連続1桁安打に終わった。これは球団として2012年以来の記録となった。