ロッテ・角中 独立L出身初の通算1000安打達成「あと500本目指します」

 「ソフトバンク4-2ロッテ」(11日、ヤフオクドーム)

 六回2死一、二塁。千賀の変化球を捉えた打球が右翼で弾んだ。プロ13年目、990試合目の出場で到達した区切りの1000安打だ。

 ロッテ・角中はうれしさより別の気持ちがあった。「改めて2000本を打つ人は逆におかしい。普通じゃないと思った」と語り、さらにこう言った。

 「ボクには無理なので、あと500本を目指します」

 06年度の大学・社会人ドラフトで、四国IL・高知から7巡目指名されて入団し、独立リーグ出身者では史上初の金字塔を打ち立てた。

 「入団した時は、まさかここまで打てるとは思わなかった。このコメントが一番似合う選手じゃないですか」

 おかしい、普通じゃない-。こう話せるのもたたき上げの角中ならではで、安打製造機と呼ばれるまでの道のりは、努力との二人三脚だった。

 「周りの人が喜んでくれている。それがうれしい」。独立リーグの星が、しみじみと言った。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス