巨人・坂本勇、死球に怒りの表情 七回から交代し、客席は騒然
「巨人-DeNA」(27日、東京ドーム)
巨人・坂本勇人内野手が六回に死球を受け、怒りの表情をにじませた。
4点リードの六回、2死二塁。DeNA・進藤が投じた144キロの直球がシュート回転して内角へ。坂本勇は懸命によけたが、グリップを握る左手甲付近を直撃した。
坂本勇にとっては2年ぶりの死球。普段は冷静沈着な男も、危険な一球に思わずマウンドの進藤に視線を送り、いら立ちを隠せず。客席は騒然となり、G党からはブーイング。骨折が多い箇所なだけに、心配した原監督もすぐにベンチを飛び出した。
坂本勇は痛がる素振りをみせたが、すぐに一塁へ。塁上でも手袋を外して左手を気にする様子もみせたが、代走を送られることなく出場を続け、イニング間には笑顔もみせた。だが、七回の守備から交代となり、遊撃には増田が入った。
原監督は試合後、「明日に備えて代えました」と、大事を取っての交代であると説明した。