“軟式で150キロ”高知・森木が対外試合初先発で最速145キロ 4回3失点で反省
「練習試合、高知9-8関西」(21日、高知高旭グラウンド)
中学3年時に軟式球で150キロを出した高知の怪物1年生右腕・森木大智投手が、高校入学後、初めて対外試合で先発登板。4回を投げ、4安打3失点(自責1)、4奪三振で、直球は最速145キロをマークした。
森木は二回に左前打と死球などで無死一、三塁のピンチを招くと、相手6番打者に中犠飛を許し、高校入学後の初失点を喫した。
三回には2者連続で二塁打を浴び、自らの暴投も重なって2点を献上。四回を無失点に抑えたあとベンチに下がった。
8番打者としては、二回の第1打席で四球で出塁。四回の第2打席は三ゴロだった。
森木は「変化球の精度が悪かった。試合をつくりたかったけど、4回で3失点なので自分的にはダメだった」と反省。視察に訪れたヤクルト・岡林洋一スカウトは「1年生であれだけ投げられたら十分」と話した。
森木は対外試合初登板だった13日の練習試合・八幡浜戦で、リリーフで3回無失点と好投。直球は最速144キロをマークしていた。このあとも練習試合に登板し、5月3日に開幕する四国大会(愛媛)で公式戦デビューする可能性が高い。