DeNA・ドラ1上茶谷、プロ初黒星 4回5失点…チームは3位転落

 「中日7-1DeNA」(16日、ナゴヤドーム)

 DeNAのドラフト1位・上茶谷大河投手(22)=東洋大=が3試合目の登板で、プロ初黒星を喫した。

 過去2度の登板で見せた安定感は影を潜めた。二回までは無失点に抑えたが、三回に暗転。先頭・平田に先制ソロを被弾すると、流れを止められずにこの回4失点。四回にも1点を失い、五回の攻撃で代打を送られた。自己最短イニング、最多失点での降板。「全体的に良くなかった。試合の中で修正することができなかった」と唇をかんだ。

 2試合連続で4番・筒香を欠いた打線は七回に1点をかえすのが精いっぱいだった。ラミレス監督は、上茶谷について「変化球はストライクからボールになる軌道にならないといけないが、ストライクからストライクになってしまって、そこを捉えられた。2ストライクを取った後には気を付けて投げなければいけなかった」と指摘し、筒香の17日の出場可否については「バッティングなどいろいろなことを見て」と話すにとどめた。打線の中核不在の中で、期待のルーキーがプロの洗礼を浴び、3位に転落した。

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